令和3年10月某日、栄進工業河本社長に会社に対する想いをインタビューしました。

-----まず、最初に河本社長の簡単な経歴を教えてください。
電気工事の会社で10年強、空調設備に関わる仕事をしていました。30歳で独立し、社員が増えたことで40歳で法人化し「株式会社栄進工業」を設立しました。

-----社員が増えて法人化したことで、何か変化はありましたか。
社員、協力会社がいることで迅速な対応ができるようになりました。
空調業界は少人数の会社が多いので、人数が揃い臨機に対応できるのは大きな強みだと思っています。
ただ、やはり社員とその家族を支えるという責任感も増えましたね（笑）
社員とその家族も含め、自分の家族が増えたような感じです。

-----社員さんと共有している企業理念などはありますでしょうか。
「会社にしたからには空調業界の一番を目指そう！！」と社員と話しています。
お客様の満足度も一番。信頼も一番になれるよう心がけています。
本来ならばエンドユーザーの「喜ぶ顔」だったり、「ありがとう」の言葉だったりが仕事をする上でモチベーションなどに繋がりますが、施設の空調設備工事などでは、職種柄エンドユーザーに会うことができません。会えない分、施工するさいは全ての現場で「自分の家だと思って施工する」ように徹底しています。自分や自分の家族が使うと考えれば自ずと丁寧に綺麗に間違いなく施工できますから。一番を目指すためにはまずは一つひとつの現場を大切に。お客様に満足していただける仕事をしていくことが大切だと感じています。

-----現場での満足度を上げるために、何かされていることはありますか。
会社は人で成り立っています。なので社員一人ひとりがしっかりと力をつけられるようにしています。
個人が力をつけることで、会社全体の力の底上げになると考えています。

-----個人の力を上げることで、会社全体の底力を上げていくのですね。その為にしていることを教えてください。
個人の技術力を上げていくために、きちんと資格を取得するように促しています。
仮に栄進工業から晴れて独立した場合も、資格は自分の武器になるでしょ（笑）
社員の生活を長い目でみた時、将来的にも必ず資格は役にたつことだと思っています。